月末となる相続税の申告期限

相続税の申告期限が近いとき、厳密に何日が期限となるのか、気になる方も多いと思いますが、このときに混乱しやすいのが、月末が申告期限となったときです。
1か月は30〜31日間となっていますよね。
月によって厳密に何日あるのか、これが違うわけです。
被相続人が亡くなったのが月末だと、その10か月後の月末が申告期限になるのは明らかでも、被相続人の死亡日が31日で、その10か月後の月の月末が30日までしかなかったときなど、いつが申告期限なのか、わかりにくいのですね。

このときはどうなるのかというと、その30日が申告期限となります。
1日分、日数が少ないからと、翌月の1日に期限がずれるといったことはありません。

このような事態になる具体的な日付は、たとえば8月31日に被相続人が亡くなった場合などです。
その翌日より相続税の申告期限を数え始めると、期限となるのは6月31日となりそうですが、6月の月末は30日となります。
月末に期限が来るのは間違いないのですが、具体的な日付が合わないのですね。
このときにどうなるかといったら、同じ月末ということで、日付はあいませんがその月末までが申告期限となります。
つまり6月30日が相続税の申告期限となるのです。

申告期限が近いとき、まだ申告内容ができていないと、1日でも多く猶予期間が欲しいですよね。
月末に期限が来てその日付が合わないときなど、間違えて翌月の1日に期限がずれるものと間違えやすいですから、申告を急いでいるときほど月末にあたる期限は注意して確認してください。

なお、逆に申告期限が1日延びたように感じられるケースもあります。
それは先の例とは逆で、被相続人が月末30日に亡くなり、その10ヶ月後の月末が31日だったときです。
これは9月の月末に亡くなった場合で起こりえる例ですね。
9月は30日までですが、7月は31日まであります。

このときも申告期限の決まり方は同じです。
月末が期限となりますから、日付は合いませんが、7月31日が申告期限に決まります。
期限が近くなり、申告期限の最終日までしっかり準備したいときは、月末にあたる期限がいつなのか、落ち着いてしっかり確認してください。